イベント中継

Case

活用例

番組内の移動カメラとして使用したい

ポイント

番組内で入り中継を行う想定した構成です。

<スタジオ>
番組を撮影しているスタジオです。スタジオ内に固定の光回線が必要です。(実測で下り20Mbps以上推奨)
TVUレシーバーを設置するにはルーター上でポート開放が必要になる場合があります。
拠点のネットワーク・ルーター機種に応じて設定を行う必要があります。
TVUレシーバーからの音声出力はSDIエンベデッドになります。

<中継現場>
カメラとTVUトランスミッターを接続して映像・音声をスタジオへ伝送します。
入力音声はSDIエンベデッドにする必要があります。

<注意事項>
中継現場からの伝送映像・音声は1~2秒の遅延が発生します。(電場状況によってはさらに遅延)
スタジオと中継現場で掛け合いを行う場合は遅延時間をご考慮ください。


双方向中継

ポイント

離れた場所にあるA会場とB会場を繋いで双方向に映像・音声をやり取りする構成です。

<A会場>
<B会場>

送信機、受信機をそれぞれの拠点に設置します。
会場には固定のインターネット回線があることが望ましいですが、用意できない場合はモバイル回線での受信も可能です。会場にインターネット回線がある場合は送信機用の伝送回線として使用することで、有線+モバイルで安定した伝送が可能です。

<注意事項>
回線状況により1~2秒の遅延が発生します。双方向で掛け合いを行う場合はご注意ください。

屋外でのイベント中継

ポイント

屋外を始めとした受信用の固定回線が確保出来ない場所でTVUを使用する構成です。

<中継会場>
撮影した映像をTVUトランスミッターとLTEを使って伝送します。
電源が確保出来ない場合はホットスワップ機能によりバッテリーのみでの長時間駆動が可能です。
入力音声はSDIエンベデッドにする必要があります。

<メイン会場>
イベントのメイン会場となります
固定の光回線が確保出来ないため、USBタイプのLTE端末を使用した受信となります。
LTE端末が直接グローバルIPを保持するためポート開放は不要です。(弊社提供LTE端末である事が前提)
受信機はバッテリー駆動出来ません。必ずAC100Vをご用意ください。
TVUレシーバーからの音声出力はSDIエンベデッドになります。

<注意事項>
LTE回線による受信となります。回線が不安定になり伝送が途切れる場合があります。
安定した伝送を行うために通常より遅延時間が長くなる場合があります。(2~4秒)

ドローン中継

ポイント

ドローンの映像をライブ中継したい場合の構成です。

<現場>
ドローンの映像はプロポ(操縦機)に伝送されます。
プロポからHDMIもしくはSDIの映像信号をTVUトランスミッターに入力し伝送します。

<受信点>
通常のTVUレシーバー設置環境をご用意ください。

<注意事項>
プロポからの映像信号がTVUトランスミッターに対応しているか、事前の確認が必要です。
1080pについて、TVU One V1/V2 は対応していませんのでご注意ください。

HDMIによる入力は機器間で正しく認識されない場合があります。
事前の接続テストを推奨します。