ボート上のカメラを陸上から安定して遠隔操作。TVUのボンディング技術で確実なリモート運用を実現。
毎年多くの視聴者を魅了する「鳥人間コンテスト」。競技の様子を臨場感あふれる映像で届けるため、湖上を航行するボートにはカメラが搭載され、陸上の中継車からリモートでカメラコントロールが行われています。
今回、このカメラ制御用ネットワークとしてTVU Router IoTを2台導入いただき、安定した通信環境を構築しました。
導入機材
- TVU Router IoT ×2台

システム構成
TVU Router IoTを2台使用し、ボートと中継車の間にVLAN(インターネットVPN)を構築。このネットワークを通じて、中継車内のRCP(リモートコントロールパネル)から、ボートに搭載されたカメラを遠隔操作しました。ボート上のカメラマンだけでは対応が難しい細かなアイリス調整や色調整などを、陸上からリアルタイムにサポートできる運用を実現しました。

導入前の課題
従来はSIM1枚構成のLTEルーターを使用していましたが、競技中に回線品質が低下すると通信が途切れ、カメラコントロールができなくなることがありました。
放送では一瞬の通信断でも映像制作に大きな影響を与えるため、より信頼性の高い通信環境が求められていました。
TVU Router採用の理由
TVU Routerは複数のモバイル回線を同時に利用するボンディング技術を搭載しており、単一回線の品質が低下した場合でも通信を維持できます。
今回の運用では、このボンディング機能によって安定したVPN通信を構築できることが評価され、採用されました。
導入効果
大会当日は通信が途切れることなく、終始安定したカメラコントロールを実現しました。
ボート上のカメラマンを陸上から継続的にサポートできたことで、現場の安心感も向上し、期待していた運用効果を得ることができました。
お客様のコメント
「従来使用していたLTEルーターでは、回線状況によって通信が途切れ、カメラ操作ができなくなることがありました。TVU Routerに変更したことで、通信が途切れることなく安定したカメラコントロールを行うことができました。期待通りの結果が得られ、大変満足しています。今後も継続して活用していきたいと考えています。」
用途
- ボートと中継車間のVLAN(インターネットVPN)構築
- RCPからのリモートカメラコントロール
- ボート上のカメラマンの遠隔サポート
まとめ
スポーツ中継やライブイベントでは、「通信がつながること」が映像品質そのものを支えています。TVU Router IoTは、セルラーボンディング技術によって単一回線のリスクを低減し、重要な通信を安定して維持できるソリューションです。
今回の鳥人間コンテストでの導入は、ボンディング技術が映像伝送だけでなく、VPNやリモート機器制御といった業務用途においても高い効果を発揮することを実証した事例となりました。
スターコミュニケーションズでは、放送・スポーツ・イベント・官公庁など、現場に応じたTVU製品の選定、導入・運用までトータルでサポートしています。通信環境の改善や冗長化をご検討の際は、お気軽にご相談ください。
公式サイト: https://www.ytv.co.jp/